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2025年1月21日(火)
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一年の安寧を祈りました
こんにちは、広報委員会の浅葱です。
正月飾りも済んだ玄関で、何やら騒がしいぞと思ったら、
石川県に住んでいる愛娘が1年ぶりに帰ってきました。
とってもお喋りさん。まあ (#^.^#) 元気で良かったわあ。
今日の夜は下暮地の浅間諏訪神社に元旦祭に行くつもりで
いつもより暖かいジャケットを用意しています。
毎年、師匠は除夜祭から出かける。31日の午後11時半くらいに出かけ、
拝殿に入り、午前零時を過ぎるとそのまま元旦祭に参列します。
私は12時に出かけ初参りをするつもりでいます(^。^)y-.。o○*
◇◆◇午前零時の浅間諏訪神社◇◆◇
◇◆◇下暮地の氏子と関係者役員で元旦祭を執り行っています◇◆◇
◇2020年に改修された浅間諏訪神社拝殿◇
まうまうマウマウ(お腹が空いた時の猫の鳴き声を真似しているらしい)とすり寄って
あれが食べたい、これが食べたいと、娘のリクエストが多いので台所は大忙し。
もう一人の愛娘も2日に帰って来るので、そのときに、
少し、ご馳走を作って、三が日らしくしようと思っています。
師匠の子供の頃のお正月は、多彩なおせち料理を食べるということはあまりなく、
暮れに“コブン”の家から届けられた、シオビキと呼ばれた塩鮭を神棚からおろして食べ、
搗いたお餅を雑煮にしたり、焼いたりして食べたそうです。
オヤブン(・・?コブン(・・??それって何だっけ…
そういえば30年以上も前に、こちらに嫁いて初めての年の暮れ、
『オヤブンさんの所に塩鮭を下げて挨拶に行ってきなさい』とお義母さんに言われ、
仲人をしてもらった親戚に挨拶に伺った事を思い出しました。
私たちがコブン、媒酌人をして下さった親戚がオヤブン(^_-)-☆
◇◆◇三ッ峠山林道入口に鎮座まします山の神さん《山祇神社》二日目に参拝◇◆◇
◇◆◇心の拠り所《山の神さん》は少し高い所にいらっしゃる◇◆◇
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山梨県は大きく分けると
国中【くになか】地方=甲府盆地を中心とする中・西部、
郡内【ぐんない】地方=富士山北麓を含む東部。
国中と郡内の間に沿って山が連なっているので、二分されるような形になっており、
文化や方言、歴史、食べ物など、それぞれ少し異なって発展してきました。
他県の方からマルっと一つににまとめて
『山梨の方言では、こう言うんだよね』とか
『山梨の食べ物って○○が有名なんだね』と言われてもピンとこないときがあります。
きっと、どこの土地でもあることだとは思うし、九州出身の私が言うのもおこがましいですが…
織物の産地である西桂町に住んでいるので、機屋さんが減ったとはいえ、
生活の中で目にしたり、ニュースでも耳にしたりすることがあって、常に気になります。
以前テレビ番組の特集で、富士吉田市の天神社境内にある《機神社》のことを紹介していました。
娘も私と同じく神社好きなので、一緒にお詣りしたいとお願いしたところ即快諾。
仲良しのNさんに、『機神社《はたがみしゃ》に行くつもりなんだ』と言ったら
『あちこちにあるらしいよ』と言っていましたヽ(^o^)丿
郡内地域では、寒冷な土地で平地が少ない為、稲作には向かず、
環境や気候に左右されない養蚕や絹織物産業が発達して来ました。
名前は違っても、織物に携わる人々が信仰する神社は、人知れずひっそりとお社があるそう。
機神社は、富士吉田市役所のそばにあって、天棚機姫(あまのたなばたひめ)大神、織姫を祀っています。
昔から地元の織物を生業とする人々に大切にされてきたそうです。
朝ゆっくりめの時間に出かけたのですが、とても寒く着物姿の娘とぴったりくっついて歩きました。
感謝の気持ちと、これからの平安をお願いして、写真を撮らさせていただきます。
遠く離れて暮らす娘と過ごす幸せな時間でございました。
◇◆◇三日目に天神社と機神社に詣でました◇◆◇
◇◆◇立派な幕が掛けられています◇◆◇
◇◆◇天神社の左手に機神社 ハタガミサマと呼ばれ大切に祀られています◇◆◇
◇今年1年が良い年でありますように…◇
郡内地域のエリアで富士吉田市、西桂町、都留市、大月市では1000年以上の長い歴史を持つ織物の産地。
この地域で織られていた甲斐絹【かいき】は、撚りが加えられていない極細の絹糸を、
高密度に織った軽くて上品な織物で、羽織の裏地として人気を博していました。
甲斐絹の生産は途絶えてしまいましたが、
現代の織物産業にも大きく影響を与え、
高い技術力は、さまざまな種類の織物に発展してきました。
今でも、“先染め・高密度”で織られ、
小さな織物工場が多い郡内産地は“多品種・小ロット”で対応することができます。
◇◆◇お土産のエシレのクッキー◇◆◇
Entry by 浅葱
西桂町公式ホームページ
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