新着情報
2019年4月19日(金)
- 会社関連ブログ
- 浅葱舎(西桂町紹介ブログ)
さくらさくらさくら
こんにちは、広報委員会の浅葱です。
「開花宣言します!」と3月終わりに、よもぎを取りに山に行った師匠が高らかに宣言してから、なかなか咲かなかった里の桜が4月第2週満開になりました。小学校の新一年生の歓迎の絵はいつも、桜と大きめの制服を着た女の子と男の子の絵を描いていたなあなんて…むかし話。
みなさんの町にも桜の名所があると思いますが、西桂町にも桜の見どころはたくさんあります。今日は、桜の径ときずな未来館に行ってみます。西桂町役場から下暮地地区に入り、高架下を潜ってすぐ左に折れ、三つ峠駅を左に見ながら進み、道なりに下ると目的地です。5分かからないくらいです。
♪役場前からテクテク♪♬ ♪高架下をくぐってテクテク♪♬
♪看板表示があります テクテク♪♬ ♪テクテク 橋を渡ったらきずな未来館♪♬
西桂町まちづくり交流センターきずな未来館は生涯学習、作品展示、児童館、学童保育を合わせ持った交流施設です。用途に合わせ会議室、多目的室、大広間、和室、研究室、きずなホール等の9種の施設があります。
ここはかつて、小高い丘になっており戦病死者の英霊を祀る忠魂碑がありました。桜の木も何本も植えてあって花見の名所としてにぎわったようです。のどかな雰囲気のところで、師匠お気に入りの場所でした。昭和48年に造成工事が行われています。よっぽど悲しかったのか、今でも鮮明に覚えていて「ブルドーザーが、ガガガーって平らにしてった。」とたびたび話をします。
師匠、今でもいい雰囲気の場所ですよ。この一帯はぐるりと川に囲まれ、坂は緩やかで川の流れの音も心地良く、私もこの桜小道はお気に入りの場所です。
(あらっ?忠魂碑は今どこへ…と思っている皆様、現在、富士見散策路入り口にあります。こちらも良い所なので続編にてまたお届けします。)
町の公共施設が立ち並び、保育所、いきいき健康福祉センター、中学校もあります。2月、富士急行の電車を、寒さに震え待ち伏せしていた所です。あの寒かった通りに、さくらが咲きこぼれています。ここに来ると電車を撮りたくなって「来ないかなあ」と耳を澄まします。これは病みつきに違いない。
春暖かくなると気持ちがざわざわします。野生の血が騒ぐと称して外に出ます。野の花を見たり空を見上げたり…眩しいなあと思いつつお日様をいっぱい浴びて…しみ、そばかすはメッチャ怖いけれども…
きずな未来館の裏手の欄干川(らんかんがわ)を渡り、石段を上って常照山仏眼寺に行く参道も穏やかな所で好きです。高さ4.1メートルの万霊塔が立っていて、傍らには地蔵菩薩像が祀られています。万霊塔の下に私の大好きな小さき花「おおいぬのふぐり」が群生?しているのですが、この花に野の花は摘んではいけないと教えられました。水に差してすぐにポロリポロリと小花が落ちてしまうのです。何とも可哀そうな事をしてしまったと後悔した思い出があります。
同じ川沿いでも、相模川上流部桂川のかわべ、富士見公園の桜は川のスケールが違うので壮大です。
大門地区の桜を満喫し、倉見地区入り口で曲がると、桂川の響きがどうどうと聞こえ、眼前に広がる倉見山、右手には雄々しい富士山、左手には桜咲き乱れる公園の景色に、思わず「おおーー」と声がもれます。役場前からわずか2分です。公園の土はさらさらと柔らかな歩き心地。裸足で歩いてアスファルトから解放されたい。
西桂町は今花盛り。
ご近所の方で、耕作放棄地を借りて野菜や花の栽培をしていらっしゃる方がいます。児童館での子どもの農業体験を支援する活動や、西桂町の農業アドバイザーをなさっています。花の情報や町の素敵な所を教えて下さいます。今日は町のシンボルの花「水仙」を撮影させてもらいました。宝くじには当たったことはないけれど、人との出会いは最高です。
粗削りですが『西桂町の絵図』です。これから少しずつ描いて完成させたいと思います。
《きずな未来館はこちらになります》 《富士見公園はこちらになります》
Entry by 浅葱