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2019年5月8日(水)

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そうか 平家物語だったのか。

こんにちは、広報委員会の浅葱です。

先日、おあずけとなりました西桂町で保護・公開しているクマガイソウの紹介を致します。

☆クマガイソウ☆

-Cypripedium japonicum-

山地の林下や竹藪などに生える高さ20~40センチの多年草。
葉は径10~20センチの扇円形で、2枚がほぼ対生する。
径8~10センチの大きな花が横向きに1個咲く。
和名は熊谷草で、袋状の唇弁を熊谷直実が背負った母衣にたとえたもの。
花期 4~5月  生育地 山地  分布 北、本、四、九
※※ 山と渓谷社 「日本の野草」より抜粋 ※※

30年以上も前に手に入れ、糸綴じが切れそうで、いつバラバラになってもおかしくないけれど、私の大切な本。

4月29日、まだ開花していない花が多かったのですが、それはそれでまた良いものです。ワッフルコーンに包まれたバニラアイスクリームに見えました。

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絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危惧が増大している種)日本の野生ランの中では一番大きい。

その昔、武士が後ろからの矢を防ぐ為に背負った母衣に唇弁の特徴が似ていて、たくましい方を熊谷直実(くまがいなおざね)優しそうな方を、平敦盛(たいらあつもり)になぞらえて、白っぽい熊谷草は源氏の白旗、赤っぽい敦盛草は平家の赤旗に見立てて、命名されたと言われます。『平家物語』- 琵琶法師と呼ばれる人たちが、街中で琵琶を弾き、語って聞かせる物語として流行しました。そのなかでも人気があったのが、源平一ノ谷の戦い 『敦盛最後の段』-手柄をたてたかった直実さんが、わが子と同じ年頃の敦盛さまの首を取った悲しい話。そうか、平家物語だったのか。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色…ここまでしか覚えてない。

5月3日、良く晴れたので再び出かけてみました。

西桂町役場前から旧道を歩きます。坂を下りたら右に折れひたすら歩きます。
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15分ほど歩くと左に小学校があります。小学校の体育館脇の道に入ります。
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橋を渡って右に折れ、三叉路で左に曲がると駐車場があります。歩きの私は橋を渡ってまっすぐ進みます。
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道なりにカーブしながら歩いて行くとここに出ます。左に折れて中央道の下を潜ります。
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そのまま歩いて行くと町民グランドに出ます。町民グランド脇を案内板に沿って歩くと目的地です。
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今日はこんなに咲いていました。西桂町のボランティアガイドさんも嬉しそうでした。
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クマガイソウの花言葉は (見掛け倒し) なにかとても残念なのですが、理由が分かりません。これじゃないかなと思うのが、アツモリソウ属の花は蜜腺がなく、花粉を運んでくれる虫たちに対して蜜を与えない無報酬花 (rewardless fiower) なのです。特殊な形状の唇弁とそこにある穴は、あたかも甘い蜜があるかのように見せて実は蜜はないんですね。このことからなのでしょうか。

西桂町の絵図です。役場前から、写真を撮りながらゆっくり歩いて40分ほどかかりました。
開園期間は5月14日㈫までです。

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西桂町 公式HP
人が輝く、地域が輝くまち にしかつら
https://www.town.nishikatsura.yamanashi.jp/forms/top/top.aspx

富士急行 公式HP
富士山に一番近い鉄道
http://www.fujikyu-railway.jp/

 

Entry by浅葱

 

 

 

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