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2019年7月10日(水)

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織物の町にしかつら

こんにちは、広報委員会の浅葱です。

去年はあっという間に梅雨が明けてしまい、雨傘が全く使えなかったけれど、今年はまあまあ雨の日があるので愛用しています。ざあざあ降る雨は、眠る時はとっても心地良い音だけど、お出かけの時はなかなか憂鬱なものです。でもです。『お気に入り』があるから大丈夫。

お気に入りの傘は、西桂町で、創業153年美しい傘や服地を作り続けてこられた㈱槙田商店さんのものです。UVカット加工を施してあり、日傘としても使えるので、5月の連休の晴れた日に写真を撮りました。

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江戸時代、周囲を山に囲まれ、痩せた土地と寒冷な気候の中で、充分とは言えない農業収入を補う機織りとその製品は、地域を支える重要な現金収入でした。現在も甲斐絹(先染め・細番手・高密度)当時の技術を受け継いで、ネクタイ地・洋傘地・マフラー・ストール・座布団地・服地などが生産されています。

町を散歩するとガシャンガシャンと「機屋」の音が、どこからともなく聞こえたものですが、最近はあまりしなくなりました。高齢化と中国製品に押され、はたやさんも随分減っているようです。

機屋の子どもは、ちょっとうるさいかなと思うこの音がしないと眠れないそうです。ホントかな?話し声もかなり張り上げないと聞こえないくらいなんですけどね。30年前、九州の妹がこちらに遊びに来た時は『山あいの静かな町かなと思っていたら、機織りの音があちらこちらからガシャンガシャン…おーーこれこそ日本の家内工業!』と思ったそうです。

7月6日、一日中雨の降る日、創業71年ネクタイの生地を生産をされている井上織物さんに行ってきました。

工場に入ると機械油のにおいがプンとし、耳を劈く機織りの音がします。写真を撮ろうと覗き込んだらシャトルがあまりにも高速に動くのでクラクラしました。

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社長は二代目。6台の自動織機を一人で動かし、学生服や、企業用のユニフォームに使われるネクタイの生地を生産しています。中国製品の品質の向上とクールビズの影響を受け、生産は落ち込みましたが頑張っています。

 

Entry by 浅葱

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