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2020年2月6日(木)
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今年はじめてのブログは、なんたって新年初祭りです。
こんにちは、広報委員会の浅葱です。
令和になって、はじめての新年初祭りは予定されていた12日が天候不順の為、翌1月13日に順延となり、穏やかな晴れの日に執り行われました。
我が家でも、約束どおり去年の2倍のお団子を用意し、12日ダンゴバラを飾りました。まだ師匠が小さかったころは、近くの柄杓流川(しゃくながれがわ)の河原でドンドンヤキが行われていたそうです。その火でダンゴバラの団子を焼いて食べると風邪をひかないと言われています。今では、サイノカミ(御神木)の傍らの空き地で、正月飾りや去年1年各家庭で飾ったヒイチを持ち寄って焼きます。
11日半日をかけて宮司さんと氏子総代さん達で集まって初祭りの準備をし、13日早朝、隣保組の役員さんと祭り世話人さんも加わり、サイノカミに飾り付けをしてお昼ごろ立ち上げました。
御神木を立てるのは住民自力の作業で、直接参加するのは神事なのですべて男性。女性は裏方に回り影から支えています。こうして、里に住む人々の奉仕の力で脈々と受け継がれています。
1月18日、前日夜からの雪がサイノカミに降り積もりました。
火除けや魔除けの縁起物としてサイノカミに飾られた三角形のヒイチ(火打ち袋)も、すっかり雪まみれになってしまいました。
今年、浅葱は、三角形がとても気になり鱗文様の合切袋を買いました。後になって、鱗文は単なる装飾というより呪術性の高い魔除けの役割を果たしてきたことを知りました。二等辺三角形を規則正しく組み合わせた模様から、蛇のうろこが連想され、厄を落とし再生する脱皮とつながって、厄除けや悪霊を退ける効果があると言われています。やがて60歳になる私には鱗文の合切袋はちょうど良かったのですね。来月は、界隈の神社で厄払い祈願祭に参加します。
▽▽▽▽▽ 諏訪八幡神社の境内から、雪降りしきる倉見地区が見えます。さむいっ…▽▽▽▽▽
▽▽▽▽▽ 小沼地区のヒイチはふっくらして可愛らしい。由緒正しい籾殻入りです。▽▽▽▽▽
▽▽▽▽▽下暮地地区の御神木は大きいので立てるのも片づけるのも大掛かりです。▽▽▽▽▽
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印傳屋 上原勇七
鱗文様の合切袋